レンズ部品だけじゃない新亜光学工業株式会社

様々な部品を製造している企業

レンズ部品だけ…ではありません

海外で資材を作っている?

カメラ関連の製品を数多くリリースしている新亜光学工業は、国内外で有名な企業です。しかし光学製品をメインに作っているのであって、それ専門という訳ではありません。長く生き残り続けている企業の特徴として、メインの製品開発以外にも全く違うジャンルの製品をリリースしているというのが挙げられます。

新亜光学工業に関しても同じで光学用グリス・接着剤などを販売しています。これらは光学用副資材ですが、光学製品とは全く違うジャンルです。中国の企業と提携してモールド部品・プレス部品の販売も手掛けています。

更に新亜光学工業の凄いところは、複数の事業展開をしながら特許まで取得している点です。特許は特許庁が提供していて、取得するまでには厳しい審査をクリアしなければなりません。しかしその審査をクリアすれば20年間はその技術を独占出来るので、多くの企業がチャレンジしています。新亜光学工業はそんな厳しい基準をクリアした特許を複数取得しています。特許取得は海外企業からの信頼に繋がります。

ケーブルや太陽電池の開発とは?

クオリティの高い光学製品は新亜光学工業にとって心強い戦力です。しかしこれらの製品1本ではリスクが高く共倒れになる可能性もゼロではありません。2000年に入ってからこれまでのフロー型社会から、今ある資源を大切に使っていくストック型社会に変わっています。

自然環境に優しいクリーンなエネルギーが注目され、その中でも太陽光をエネルギー変換して利用する太陽電池が注目を集めています。新亜光学工業は太陽電池の開発にも携わっているのです。ファーム用の大規模な太陽電池なので、従来の製品と比べても大容量且つエネルギーの変換率が高いのが特徴です。早い段階から環境に優しいエネルギー研究に心血を注いでいるシンガポールの企業と提携しているので、品質にも自信があります。

他にも生活必需品であるUSB・CSケーブルや光ファイバーケーブルの開発も行っています。衛星放送やネット通信の安定化を図る海底ケーブルに関しても新亜光学工業が関わっているので「新亜光学工業はカメラパーツだけ」とは言わせません。


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