レンズ部品だけじゃない新亜光学工業株式会社

様々な部品を製造している企業

新亜光学工業株式会社が提供する製品とODM

OEM・ODMの違いについて

新亜光学工業について調べているとODMという言葉が出てきますが、これは何を指しているのでしょうか。

ODM生産は企画や開発、設計など全て自社で行い製品輩出をする事を指します。ODMの特徴は全てを自社で行っているので、細部にこだわりを持って製品開発が出来るのでクオリティの高い製品が出来ます。また外部へ依頼していないので、マージンコストのカットが実現できます。マージンコストをカットすれば、低価格でユーザーに提供出来るのもODMのメリットです。

OEMに関しては委任者が製品の設計、図面など全て受託者へ依頼する方法です。いくつかの受託者がいれば役割分担が出来るので、スピーディに製品開発・リリースが出来ます。受託者としても仕事が増えるので競合との差をつけやすく、経済が活性化しやすいのもOEMの魅力です。しかし委託者と受託者が違うので予想していた完成品とは異なるケースが生まれやすいです。受託すればする程マージンが発生するので、ODMに比べるとコストが高くなるのが難点です。

カメラ製品以外には何を作っているの?

新亜光学工業といえばカメラ関連の光学製品ですが、何もこれだけを生産しているのではありません。例えば海底ケーブルといってネットや衛星放送の通信をサポートする回線も新亜光学工業が手掛けています。光ファイバー回線に関しても新亜光学工業が開発していて、無くてはならないネット環境を構築しています。

光ファイバーは1本だととても細く、台風などの悪天候に見舞われると壊れてしまう事も多々ありました。しかし新亜光学工業が手掛ける製品は、光ファイバーをコーティングし衝撃に備えられる様になっています。

他にもシンガポールの企業と提携して、太陽電池開発も行っています。大規模なプラントを構築して生産しているだけでは無く、従来の太陽電池よりも大容量且つエネルギー変換率が良いので、様々な国から支持されています。

デバイスへの汎用性が高いUSBケーブルに関しても新亜光学工業がリリースしています。新亜光学工業は精密機器のパイオニアなので、これからも多くの製品開発をしてくれると予想出来ます。


この記事をシェアする
TOPへ戻る